<化学工学科> 学習内容/実習紹介
化学工学科の実習は、①ものづくり実習 ②化学分析実習 ③パソコン実習 の3つに大きく分けられており、主な実習内容について以下に紹介します
<1学年>
石けん製造
食用油から手作り石けんをつくる中で、日用品が化学反応によって作られていることを理解する実習です
容量分析(中和滴定)
酸と塩基の中和について学び、食酢に含まれる酢酸の量を分析する実習で、決められた濃度の溶液の作り方や、分析に欠かかすことができない滴定操作を身につけます
<2学年>
定性分析
溶液に含まれる様々な成分(イオン)の存在を検出・確認する中で、基本的な化学実験操作を身につけ、検出手順やイオンの特性について理解する実習です
有機合成
ニトロベンゼンやアニリンなどの有機化合物の合成を通して、製造実験の基本的な操作方法を学びます
パソコン実習
Excelの演習を通してデータ処理技術を身につけ、PowerPiontによる資料作成および発表会の実施によってプレゼンテーション技術を身につけます
<3学年>
プラント実習
化学工学科の最大の特徴である小規模工場(化学プラント工場)によって床用ワックスをつくる中で、化学工場のしくみや装置の運転操作などについて体験的に学びます
機器分析
化学工場で実際に使われている化学分析装置(紫外可視分光光度計・原子吸光光度計・ガスクロマトグラフ)を使用して行う分析実習で、分析の仕組みの違いや、最新の分析技術について体験的に学びます